構造のこと

大切な家族を守るための家が、安全じゃないかもしれない?

構造計算という言葉を知っていますか?
簡単に言いますと、風や雪や地震や荷重に対して家の強度が安全基準をクリアしているかを計算したものです。

「こんくらいの太さのあれば大丈夫やろ!」…で本当に大丈夫?

あまり馴染みのなかった言葉ですが、耐震偽装問題が起こった時に、広く一般に知られるようになりました。

この構造計算ですが、建築基準法では2階建ての木造建築物について構造計算をする法的な義務はありません。(安全基準はあります)
そうなんです、日本の木造家屋のほとんど(9割以上)は建築会社や大工さんの「だいたいこれくらいの太さの柱をこれくらい使っておけば、まぁ問題ないだろう」という勘と経験でその強度を決めているんです。

構造計算を要する建築物(建築基準法第20条より)

下の表の「高さ」「階数」「面積」のいずれかに該当する場合は構造計算を行う義務があります。逆に言えば、全てあてはまらなければ構造計算をしなくてもよいのです。

木質構造(木造住宅)  その他の構造(RCなど)
高さ 最高の高さ13m超
軒高9m超
高さ 高さの規定はありません
階数 3階建て以上 階数 2階建て以上
面積 500㎡超 面積 200㎡超

 

 

でも建築確認申請が下りたということは、行政のチェックが済んだ=安全のお墨付きがついたのではないの?と疑問に思われるかも知れませんが誤解です。

建築確認申請は法律で定められた必要最小限の基準を満たしているかどうか『確認』しているだけ。それもそのはず構造計算書という根拠に基づいた資料がなければ、お墨付きなど与えられるはずがありません。建築士の設計であれば法令に基づいて安全性が担保されている「だろう」という前提のもとに、建築確認申請をスムーズにしているのです。

どうです、驚きですよね。ちゃんと風雨に耐えられるかという基準をクリアしているかどうかわからないのであれば、大切な家族を守ることができるかどうかもわかりません。もちろん建ててすぐさま倒れるような家を建てることはないでしょうが、極端なローコスト住宅などではその危険性がゼロとは言い切れない部分があるのも事実なのです。

 

 

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