予算のこと

「借りられる金額」よりも「返せる金額」が大事です

工務店との打ち合わせもだいたい終わり。
思っていたよりも予算オーバーしそうだけど、納得のいくプランに仕上がったし、
あとは銀行の融資を受けるだけ…

意気揚々と銀行の融資審査を受けると数日後…審査が下りないとの知らせ。
どうしよう、もう親や友達にも家を建てるって言ってるのに今さらひっこみがつかないし、このまま家づくりをあきらめなければならないなんてイヤだ。

そんなことにならないため…「そろそろ家を建てよう」と考えた時、真っ先に考えなければならないのが予算、つまり資金計画です。

 

漠然とでも住まいづくりを夢見ておられた方なら、新聞の折り込みチラシを見たり、一足先に家を建てたお友達に聞いたりして大体いくらくらい必要なのかイメージできているかもしれません。

しかしイメージすることと実際に資金計画を立てることとは大きな違いがあります。一生に一度の大きな買い物ですから、できるだけ妥協せずに思い描いている自分の住まいのイメージを実現したいと思われるでしょう。ですが、それも先立つものがあっての話。何千万円もキャッシュで払うことができる人などいないでしょうから、どれだけ金融機関から融資を受けることができるかということになります。

まず大切なのは今の収入ならどれくらいの融資が受けられるかということ。今ならだいたい年収の5倍が上限と言われていますが(※)、頭金の有無などによっても変わってきます。

借りられるのであれば上限いっぱいに融資を受けたいという気持ちもあるでしょう。しかし、生活費を確保したうえで余裕を持って返せるくらいにとどめておくことをおすすめします。余裕をもって支払えるようにしておかないと予想外の出費(車の修理、病気やケガ、冠婚葬祭など)などがあった時に困ります。また光熱費など、暮らし始めてからでないといくらぐらい必要なのかわかりません。また実際に設計に入ってからも「キッチンをワンランク上のものにしたい」「ウッドデッキをつけたい」などいろんな変更が出て来ます。その変更のたびに月々の返済金額が上がっていくのです。

返済計画よりも家計に余裕が生まれるのは問題ありませんが、返済に無理が生じるようであっては元も子もありません。せっかくのマイホームで幸せに暮らし続けるためにも、家を建てることばかり考えるのではなく、家を建てた後の返済や生活まできちんと計画を立てることが大切なのですね。

(※)年収の5倍というのは一般的に言われる例で、実際に金融機関では、返済可能な年間返済額の比率(返済負担率)を年収に応じて設定しています。

 

 

家づくり成功術 予算のこと 「借りられる金額」よりも「返せる金額」が大事です
まずは家を建てる時に必要となる金額を知っておく
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